はじめに

自宅稽古

インタビュー

  • 攻め 溜め

    先を懸けて勝機をつくれ(東良美)

    2024.4 KENDOJIDAI 「剣道は攻撃あって守りなし。常に向かっていく気持ちが大事です」と東良美範士は強調する。常に向かっていく気持ちで相手を崩すには、左半身を意識した構えで相手に圧力をかけ、主体的に打突の機会をつくっていくことが大切だ。 東良美 範士八段  剣道を続けていると「先が懸かっていない」「待っている」などと指摘を受けることがあると思います。剣道は練度が上がると目に見えない気の […]…

    2024年4月15日
  • インタビュー 全日本剣道選手権大会

    新時代の旗手たち(星子啓太)

    KENDOJIDAI 2024.3 写真=笹井タカマサ 2023年の剣道界を彩った3人の若手剣道家たち。第一線を走る彼らは何故強いのか。一流の一流たる由縁にせまる。 星子啓太 ほしこ・けいた/平成10年鹿児島県姶良市生まれ。重富剣道スポーツ少年団・吉野剣道スポーツ少年団で剣道を学び、九州学院高、筑波大に進む。卒業後、警視庁に奉職。世界大会団体優勝、全日本選手権優勝1回3位2回、全国警察大会団体1部 […]…

    2024年4月8日
  • インタビュー 全日本剣道選手権大会

    新時代の旗手たち(松﨑賢士郎)

    KENDOJIDAI 2024.3写真=笹井タカマサ 2023年の剣道界を彩った3人の若手剣道家たち。第一線を走る彼らは何故強いのか。一流の一流たる由縁にせまる。 松﨑賢士郎 まつざき・けんしろう/平成10年長崎県生まれ。島原高から筑波大に進学し、卒業後は同大学院に進み現在博士課程1年、茗渓学園中高非常勤講師・同剣道部コーチ、広尾学園中高剣道部コーチ。全日本選手権優勝1回2位2回、ワールドコンバッ […]…

    2024年4月1日
  • インタビュー 全日本剣道選手権大会 攻め

    先を懸けて勝機をつくれ(大城戸 知)

    2024.4 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦 ひさびさの出場となった今年度の全日本選手権でベスト8まで勝ち上がり、観客を沸かせた大城戸知錬士。ここ数年、稽古で取り組んできたのは〝技前〟の充実だと言う。「技前の作業を丁寧に行なうことが、相手の見えない先をとることや、打突の機会につながっていきます」。そう語る大城戸錬士に、自身が実践している技前や見えない先の重要性について語ってもら […]…

    2024年3月25日
  • インタビュー 全日本剣道選手権大会

    新時代の旗手たち(竹ノ内佑也)

    KENDOJIDAI 2024.3 写真=笹井タカマサ 2023年の剣道界を彩った3人の若手剣道家たち。第一線を走る彼らは何故強いのか。一流の一流たる由縁にせまる。 竹ノ内佑也 たけのうち・ゆうや/平成5年宮崎県宮崎市生まれ。高岡練士館で剣道を学び、福大大濠高、筑波大に進む。卒業後、警視庁に奉職。世界大会団体優勝2回・個人2位3位各1回、全日本選手権優勝1回3位1回、全国警察大会団体1部優勝2回・ […]…

    2024年3月18日
  • インタビュー

    剣道と家族の絆(いばらき少年剣友会)

    KENDOJIDAI 2023.2 撮影=西口邦彦 少年剣道の世界の中でも、全国屈指の強豪道場として知られているいばらき少年剣友会。雨谷益水館長が一から育てたこの道場からは多くの教え子が巣立っていったが、とくに4人の子息はいずれも少年大会で全国クラスの活躍をし、それぞれ指導者の道を歩んでいる。剣道一家の家族の絆について、語り合ってもらった。 雨谷益水(あまがい・ますみ) 昭和29年生まれ。玉川学園 […]…

    2024年3月11日
  • 発声

    おどろくべき発声の効果とは?(神崎 浩)

    KENDOJIDAI 2014.11 神崎 浩 教士八段 昭和35年宮崎県生まれ。延岡高校から筑波大学、同大学院を経て大阪体育大学で教鞭を執る。主な戦績として、全日本選手権大会出場、全国教職員大会団体優勝、全日本都道府県対抗優勝大会優勝、全日本選抜七段選手権大会3位、全日本東西対抗大会出場などがある。現在は大阪体育大学体育学部教授、同剣道部総監督を務める  現代剣道における発声には、以下のような意 […]…

    2024年3月4日
  • 発声

    おどろくべき発声の効果とは?(東永幸浩)

    KENDOJIDAI 2014.11取材=土屋智弘撮影=西口邦彦  発声はそれぞれ独特で、長く気合をかける方もいますが、今の私は大きく短く腹から出すようにしています。試合ですと蹲踞より立ち上がり、打ち間に入る前に腹から大きな声で短く「ヤーッ」と発声します。相手に臨む気持ちは、開始の礼以前から作り上げていきますが、実際、試合が開始されますと、相手から先に発声する場合もありますし、私からの場合もありま […]…

    2024年2月26日
  • 発声

    おどろくべき発声の効果とは?(矢野博志)

    KENDOJIDAI 2014.11 構成=寺岡智之撮影=徳江正之 「声を出すことは、攻めや打突など剣道のすべてに通じてきます」と矢野博志範士は語る。矢野範士が誌上で述べる、知っておかなければならない発声の効果とは? 矢野博志 範士八段 やの・ひろし/昭和16年静岡県生まれ。相良高校から国士舘大学に進み、卒業後、助手として同校に勤務する。昭和61年より同大学教授となり、平成23年に退職する。主な戦 […]…

    2024年2月19日
  • 構え

    最高の構え、最高の一本(島村剛史)

    2024.1 KENDOJIDAI 構成=寺岡智之撮影=西口邦彦 現在、警視庁剣道師範として後進の育成に励む島村剛史教士は、構えに関して強いこだわりを持ち続けてきたそうだ。「構えには身構えと心構えがあり、その二つが備わってこそ、誰もが認める打ち切った打突につながっていくと思います」。島村教士の構えのこだわりや打突へのつながりについて、これまでの経験をもとに語ってもらった―。 島村剛史 教士八段 し […]…

    2024年2月12日